忍者ブログ
       

3仕様決定&UX設計

ソーシャルゲームの開発はコンソールに比べると非常に早いですが、アプリ開発に移行してからはだんだんと開発期間が延びてきているのが現状です。
原因としては、ブラウザゲームのように頻繁に更新ができないため、一つの完成品として作品を作りきらなければリリースできないことが挙げられると思います。
そのため開発を始める前に、できるだけ詳細な仕様とUIUX設計を用意しておくことが重要になってきます。

細部にこだわる前に全体設計

ゲーム開発の場合、メインの機能を中心にゲームサイクルを形作る個々の機能を考えていくような方法をとることは多いですが、
メイン機能ばかりに目が向いてそこだけをひたすら掘り下げてしまうと、全体設計のフェーズに入ったときに、うまく繋げられなかったり、思わぬ矛盾や問題に気付くなど非常に苦労します。
『とりあえずメインの機能だけ作ってみる』という方法は袋小路に迷い込む要因になりえるのでやめたほうが無難です。

チェック

料理するには材料とレシピが必要

作る料理が決まってもレシピが無いと材料調達すらできません。
レシピ【仕様書】を書くことで必要な素材【UIやSE】を厳選し、
調理工程【ワークフロー】を整理できるので、作業を始める前に必ずレシピは用意しましょう。

調理(開発)開始後のメニュー(仕様)の変更は作り直しか、中断を意味します。
変更内容があっさり決まれば続行できますが、多くの場合はその状況下で試行錯誤を始めてしまうので最悪の場合、中止に追い込まれます。

カレーレシピ

開発開始前にある程度 詳細な仕様とUIUX設計をしておくことで、大きな問題には気づけるので無駄なビルド&スクラップを省けます。
開発中に気づく問題点もありますが、クリティカルなバグは事前に潰しているので、遅延や中断が発生しにくくなります。

準備はいいか?いや、ちょっと待て!

開発が始まると、実はあれもこれもと後出しで機能追加が増えていくことがよくあります。
こうなると、初期の設計が狂ってしまう上に内部的な構造やゲームサイクルが繋がらなくなるなど、製品としてのクオリティが担保できなくなっていきます。
既に作ってしまった機能に対して改造を行ということは、コンセプトレベルから丸ごと見直す必要が出てくるため、場合によっては作り直し。最悪開発中止です。
やりたいことは始める前に全部だす!ことがとても重要です。

手の内

後の追加を想定して作っておくことが大事なのですが、いざ開発が始まると見積もりが甘くて想定以上のボリュームだった。という事態に陥ることがよくあります。
これは追加内容がゲームサイクルに深く関わるほど顕著に顕れます。
このあたりは経験則からくる感覚が大きいので判断が難しいのですが、思いついた時点でできるだけ詳細まで詰めておけば回避できます。

現状維持のための中途半端な改修で本来想定したUXをユーザーに提供できなければ開発自体が無意味です。
既存機能との整合性をとるためのトライ&エラーや他機能の圧迫などが発生すれば、開発延期や中止を招く要因になります。

全ての機能を網羅した上で、具体的な内容を考慮し、それらに耐えうる拡張性を持たせた設計にしておくのが最も賢い方法です。

積み木崩し

事前の準備をしっかりしておきましょう。無計画に走り出して迷子にならないように。

拍手[0回]

PR
[不定期連載] 不憫なSGデザイナー開発記 コメント(0)
<<チーム開発効率化のススメ② ホーム チーム開発効率化のススメ④>>









<<前ページ ホーム 次ページ>>